「過ごす時間の長さとその状況」
親友という言葉がありますが、この親友とは一体何なのでしょう。
付き合いが長ければ親友なのでしょうか。
付き合いが深ければ親友なのでしょうか。
感性が合えば親友なのでしょうか。
私的には親友とは友人よりさらに親しい人のことだと思っていて、
自分の中で親友と思える人は居る事は居るのですが
友人と親友の違いはいまいちはっきりしません。
親友であろうと友人であろうと、付き合いの長い人は長いし、付き合いの深い人は深いし、
感性の合う人は合うでしょうしね。
友人と親友との基準の違いがはっきりしないならそのままでも良いかなと思うのですが、
それでは話が終わってしまうので考えてみました。
考えてみた結果、その人と過ごす時間の長さやその状況が親友と思えるかどうかに関係が
あるのではないかなと思いました。
親友と思える人のことを考えてみると、一対一で相当な時間を過ごしていて、
他の友人と過ごす時間に比べるとその時間は多いです。
この一対一という状況と、他の人に比べて一緒に過ごしている時間が多いというのが、
重要なのだと思います。
例えば、いつも集まる特定の集団で長い時間を過ごしたとしても、
それはその集団としての繋がりが強くなるだけなのではないかと思います。
集団としての繋がりが強くなっても、個人との繋がりが強くなることとは違うわけです。
どういう事かというと、AさんやBさんやCさんと一緒に居る事によって3人との繋がりが
強くなるかもしれませんが、Aさんとの繋がりだけが強くなるわけではないのです。
しかし一対一の場合は、その人との繋がりだけが強くなるのです。
また他の友人と過ごす時間以上に2人だけで多くの時間を過ごしていれば、
他の友人に対して感じる繋がり以上のものを感じるのではないでしょうか。
そして友人との繋がり以上のものを感じる相手のことを
友人よりもさらに親しい関係の親友と思えるのだろうと思います。